百人一首の意味と覚え方TOP > わたの原こぎ出でて見れば久方の

わたの原こぎ出でて見れば久方の 雲居にまがふ沖つ白波

わたの原 こぎ出でて見れば 久方の
雲居にまがふ 沖つ白波

法性寺入道前関白太政大臣(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)

わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
くもいにまがふ おきつしらなみ

歌の意味
果てしなく広がる海原に、舟を漕ぎ出して、はるかかなたを眺めると
白い雲と見間違えるばかりに、沖の白波が立っていることよ・・・・
解説
法性寺入道前関白太政大臣は百人一首で一番長い名前。
本名は藤原忠通(ふじわらただみち)。
保元の乱で、後白河天皇側について勝利し、藤原氏の「氏の長者」になった人です。
まがふ=発音は「まごう」。意味は「見間違える」。

覚え方

  • はらわた出てる「こぎつね」の くもが胃に入るぎゃぁ~
 ※はらわたシリーズは、もう一つ→わたのはら(やそしま)・・ひとにはつげよ
わたのはら・こぎ くもいにまがふ