百人一首の意味と覚え方TOP > わが袖は汐干に見えぬ沖の石の

わが袖は汐干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾くまもなし

わが袖は 汐干に見えぬ 沖の石の
人こそ知らね 乾くまもなし

二条院讃岐(にじょういんのさぬき)

わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしらね かわくまもなし

歌の意味
私の袖は、あの沖の石・・・・・
潮が引いても水面に現れない、沖の石・・・・・
人には見えないでしょうが、あの人を思う恋の涙のために、かわく間もないのです。
解説
讃岐は、式子内親王とならび、この時代を代表する女流歌人。
この歌は宮中で大評判となり、歌の中の沖の石から
「沖の石の讃岐」と呼ばれていました。

覚え方

  • わがそでは ひとが知らない 無名なメーカー
わがそでは ひとこそしらね