百人一首の意味と覚え方TOP > わが庵は都のたつみしかぞすむ

わが庵は都のたつみしかぞすむ 世をうぢ山と人はいふなり

わが庵は 都のたつみ しかぞすむ
世をうぢ山と 人はいふなり

喜撰法師(きせんほうし)

わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ
よをうぢやまと ひとはいふなり

歌の意味
私の庵は、都の東南にあって、こうして心静かに暮らしているわけだが、
世間の人は、私のことを、世を憂いて隠れ住んでいる宇治(憂し)山だと
言っているそうだ・・・・・
解説
喜撰法師は、仙人とも言われ、よくわかっていない伝説の人物。
世をうぢ山と=うぢ山の「う」は(「憂」し)と、(「宇」治)の掛詞。
宇治山=宇治市東部の山。現・喜撰山。

覚え方

  • (娘の)わがイオは よー宇治山と 上司を呼び捨て
わがいおは よをうぢやまと