百人一首の意味と覚え方TOP > みかきもり衛士のたく火の夜はもえ

みかきもり衛士のたく火の夜はもえ 昼は消えつつ物をこそ思へ

みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ
昼は消えつつ 物をこそ思へ

大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶあそん)

みかきもり えじのたくひの よるはもえ
ひるはきえつつ ものをこそおもへ

歌の意味
御垣守の衛士の焚く火が、夜は燃えて、昼の間は消えているように
私の恋の炎も、夜ははげしく燃え上がり、
(あなたに会えない)昼間は、恋の物思いに悩み苦しんでいるのであります。
解説
御垣守(みかきもり)=宮中のさまざまな門の入り口を警護する人。
衛士(えじ)=全国各地から召集された兵士。
平安貴族の男性は、夕方に妻や愛人のもとに通い、
一晩過ごして、朝自宅に帰るのが習慣でした。

覚え方

  • ミカきもい 昼は消えて(夜一人で学校に来くれば)w
 ※天野ミカちゃんシリーズは、もう一つ→みかのはら・・・・いつみきとてか
みかきもり ひるはきえつつ