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春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山


持統天皇(じとうてんのう)

はるすぎて なつきにけらし しろたへの
ころもほすてふ あまのかぐやま

歌の意味
春が過ぎて、いつも間にか夏が来たらしい・・・・
夏になると白い衣を干すという、天の香具山のあたりに
真っ白な衣が点々と干してありますね・・・・
解説
藤原宮の高殿(展望台のようなところ)から、香具山のふもとの家々に
白い衣が干されている光景を見て、今日も平和ですねという気持ちを詠んだ歌。
持統天皇は女帝。天智天皇の皇女として誕生、天武天皇の皇后となり、
天皇の死後、自ら即位して権力の座に就きました。

覚え方

  • 悪すぎて 小室哲哉を干す(警察)庁
はるすぎて ころもほすてふ