百人一首の意味と覚え方TOP > 朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに

朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに あらはれわたる瀬々の網代木

朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木


権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)

あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに
あらはれわたる せぜのあじろぎ

歌の意味
ほのぼのと夜が明けていくころ、宇治川一面にたちこめていた霧が、
とぎれとぎれに晴れて、晴れたところから少しずつ、
川の浅瀬に打たれた網代木が見えてきましたよ。
一言解説
宇治川の夜明けの情景を読んだ歌です。
あさぼらけ=ほのぼのと夜が明けていくころ
網代木=魚を取るための網を張るために打たれた杭

覚え方

  • 朝の駅 ウージー持ってあらわれた渉(わたる)が 乱射で大惨事
 ※ウージーはイスラエル製のサブマシンガン。渉は架空の人物。
あさぼらけ・うじ あらはれわたる