百人一首の意味と覚え方TOP > ながらへばまたこの頃やしのばれむ

ながらへばまたこの頃やしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき

ながらへば またこの頃や しのばれむ
憂しと見し世  今は恋しき

藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん)

ながらへば またこのころや しのばれむ
うしとみしよ いまはこいしき

歌の意味
もし、このまま生きながらえていたのなら、
つらかった昔が今では懐かしいように、
今のこの苦しさ悲しさも、きっと、懐かしく思い出されるのであろうなあ・・・・
解説
藤原清輔は、和歌の家元「六条家」を取り仕切る藤原顕輔(あきすけ)の子供。
「袋草子」で有名な歌人。

覚え方

  • ながら屁ばかりすると 牛になるぞ
ながらへば うしとみしよ