百人一首の意味と覚え方TOP > 長からむ心も知らず黒髪の

長からむ心も知らず黒髪の 乱れて今朝はものをこそ思へ

長からむ 心も知らず 黒髪の
乱れて今朝は ものをこそ思へ

待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ)

ながからむ こころもしらず くろかみの
みだれてけさは ものをこそおもへ

歌の意味
(昨夜、お会いして、愛を誓ったものの、
あなたの愛がいつまで長続きするかわかりません)
それで、寝起きの黒髪が乱れているように、心も乱れて、
今朝は、あれこれ物思いにしずんでいるのでございます。
解説
待賢門院堀河は、崇徳院の生母・待賢門院に仕えていた女性。
平安時代の代表的な女流歌人で、西行法師とも親しかった。

覚え方

  • ながくからむよ(やぶ医者が) みだれてさけ飲んだ生活してると
ながからむ みだれてけさは