百人一首の意味と覚え方TOP > 月見れば千々にものこそ悲しけれ

月見れば千々にものこそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど

月見れば 千々にものこそ 悲しけれ
わが身ひとつの 秋にはあらねど


大江千里(おおえのちさと)

つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わがみひとつの あきにはあらねど

歌の意味
このすみきった秋の月を眺めていると、
いろいろ心が乱れて、物悲しさに包まれますね。
何も、私一人だけを悲しくさせるために、やってきた秋ではないのですが・・・・
解説
大江家は、有名な学者を多く輩出した、学問一家として有名。
大江千里は、在原業平の甥であるという説もあります。

覚え方

  • つきみそば 黄身ひとつ
つきみれば わがみひとつの