百人一首の意味と覚え方TOP > 契りきなかたみに袖をしぼりつつ

契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは

契りきな かたみに袖を しぼりつつ
末の松山 波越さじとは

清原元輔(きよはらのもとすけ)

ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
すえのまつやま なみこさじとは

歌の意味
あの時、二人は固く約束しましたね。何度も嬉し涙に濡れた袖をしぼりながら・・・
どんなに海が荒れようと、あの末の松山を波が越えることなどないように、
お互いに心変わりすることは絶対無いと・・・それなのにあなたは・・・・
解説
清原元輔は、清少納言の父親として有名な人物。
この歌は自身の体験ではなく、恋人にふられた男性の心情を詠んだ歌。
末の松山=かつて宮城県の海岸沿いにあった松の名所。

覚え方

  • ちぎりきな粉もち 末っ子の松山君が、のどに詰まらせる
ちぎりきな すえのまつやま