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朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪

朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
吉野の里に 降れる白雪


坂上是則(さかのうえのこれのり)

あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき

歌の意味
ほのぼのと夜が明けていくころ、ふと目を覚まし、外を見ると
有明の月が差しているのかと思うほど、まぶしいばかりの白雪が
吉野の里一面に降り積もっていましたよ。
一言解説
作者の坂上是則が、奈良の吉野へ旅行したときの感動を歌にしたものです。
あさぼらけ=ほのぼのと夜が明けていくころ
有明の月=陰暦の16日以降の月で、夜が明けてもまだ空に残っている。

覚え方

  • 朝の有明コロシアム 吉野家の牛丼 食べてるキン肉マン
 ※有明コロシアムはプロレスで有名。吉野家といえばキン肉マン。
あさぼらけ・ありあけ よしののさとに