百人一首の意味と覚え方TOP > 白露に風の吹きしく秋の野は

白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける

白露に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける


文屋朝康(ぶんやのあさやす)

しらつゆに かぜのふきしく あきののは
つらぬきとめぬ たまぞちりける

歌の意味
草の葉の上の白露に、しきりに風が吹き寄せる秋の野原
しっかりと糸に通していない真珠が、きらきらとこぼれ落ちるように
風に白露が散っていますよ・・・・・
解説
白露の玉を真珠の珠に見立てて詠んだ歌。
つらぬきとめぬ=糸を通してつなぎとめない

覚え方

  • 芋焼酎・白露がおいしくて 衝撃が脳天をつらぬく
しらつゆに つらぬきとめぬ