百人一首の意味と覚え方TOP > これやこの行くも帰るも別れては

これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関

これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関


蝉丸(せみまる)

これやこの いくもかえるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき

歌の意味
東へ行く人も、都へ帰る人も・・・・
互いに知ってる人も、知らない人も・・・・
別れては会うという、名前のとおりの逢坂の関。
解説
逢坂の関は、大津市の近くの逢坂山にあった関所のこと。
蝉丸は、目が不自由な「びわの名人」で、逢坂の関の近くに住んでいました。
大津市に蝉丸を祭った関蝉丸神社があります。
逢坂の関を詠った歌はもう一つある→よをこめて

覚え方

  • これや・・この・・・ 汁や
これやこの しるもしらぬも