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心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花

心あてに 折らばや折らむ 初霜の
おきまどはせる 白菊の花


凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

こころあてに おらばやおらむ はつしもの
おきまどはせる しらぎくのはな

歌の意味
あてずっぽうで折ったなら、折ることができるだろうか?
あたり一面に、初霜が降りて、
どれが霜やら菊やら、さっぱりわからない白菊の花を。
解説
凡河内躬恒は、早読みの天才と言われていました。
ある寒い朝、菊を折ろう(採ろう)と庭に出たときに、思いついて詠んだ歌です。
心あてに=あてずっぽうに

覚え方

  • ここ露(ロシア)あてに おきなわの人もまどわせる(くらい高温の) 熱波がやってくる
 ※ロシアシリーズは、あと一つ→こころにも
こころあてに おきまどはせる