百人一首の意味と覚え方TOP > うらみわびほさぬ袖だにあるものを

うらみわびほさぬ袖だにあるものを 恋にくちなむ名こそ惜しけれ

うらみわび ほさぬ袖だに あるものを
恋にくちなむ 名こそ惜しけれ


相模(さがみ)

うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こいにくちなむ なこそおしけれ

歌の意味
(恋に破れ)相手のつれなさを恨み、わが身の不運を嘆いて、
涙で濡れた袖を乾かす暇さえないのに、自分の評判まで
恋のために失ってしまうのは、残念でなりません。
解説
相模は、歌合せの審判を務めるなど、一流の女流歌人であり、
恋多き女性としても有名でした。
大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)を退治した
源頼光の娘とも言われています。

覚え方

  • 裏身にも、わさび(たっぷり) (刺身が)濃い口になっちゃたぁ~
うらみわび こいにくちなむ