百人一首の意味と覚え方TOP > 今来むといひしばかりに長月の

今来むといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな

今来むと いひしばかりに 長月の 
有明の月を 待ち出でつるかな

素性法師(そせいほうし)

いまこむと いひしばかりに ながつきの
ありあけのつきを まちいでつるかな

歌の意味
あなたが、今行くとおっしゃるから、
私はあなたの訪問を、今か今かと待ち続けて、
とうとう夜が明け、晩秋の有明の月が出てきてしまいました。
解説
素性法師は男性ですが、恋人を待つ女性の気持ちになって歌った歌です。
長月=陰暦の9月。晩秋。夜が長いので長月と呼ばれた。
有明の月=陰暦の16日以降の月で、夜が明けてもまだ空に残っている。

覚え方

  • いまコントしてるんで 有明コロシアムのモチつき大会は待ってください
いまこむと ありあけのつきを