百人一首の意味と覚え方TOP > みちのくのしのぶもぢずり誰ゆえに

みちのくのしのぶもぢずり誰ゆえに 乱れそめにしわれならなくに

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆえに
乱れそめにし われならなくに

河原左大臣(かわらのさだいじん)

みちのくの しのぶもぢずり だれゆえに
みだれそめにし われならなくに

歌の意味
「しのぶもじずり」の乱れ模様のように、私の心は乱れに乱れています。
でも、それは一体誰のせいでしょう・・・・・(みんなあたなのせいです。)
解説
河原左大臣の本名は、源融(みなもとのとおる)。
嵯峨天皇の皇子で、金遣いの荒いプレイボーイ。
河原院という彼の広い屋敷には、実際に海水を運ばせて作った
塩釜海岸と同じ景色の庭があったと言われています。
なんとあの宇治の平等院も彼の別荘でした。
しのぶもじずり=福島県信夫地方の「乱れ模様」に染められた布。
乱れそめにし=そめは「染め」と「初め」の掛詞。

覚え方

  • 未知の苦悩 乱れ染めにし 祖国の内戦
 ※銃弾が乱れ飛び、大地を血で染める内戦で、同胞を殺さなければならない未知の苦悩。
みちのくの みだれそめにし